「行く気分じゃない」も立派な理由。自費サービスという選択肢

病院受診の付き添いを依頼される理由は、遠方に住む家族の代わり、同居家族が高齢で外出が難しい、認知機能の問題で同行者が必要など、さまざまです。しかし中には、少し意外な理由もあります。

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「行きたくないから」も、立派な依頼理由

ねっとの自費サービスには、病院受診の付き添いというメニューがあります。依頼の理由はさまざまですが、中には「行きたくないから」というケースがあります。家族との不仲、外出が好きではないなど、心の問題で気が向かないという理由です。

「そんなことでサービスを使っていいのか」「身体が元気なら家族が行くべきでは」と感じる方も多いかもしれません。介護保険の制度の中で働いていると、「ここから先は家族がやるべき」という線引きをされる場面をよく目にします。

でも、本当にそうでしょうか。

家族だって、気が向かない日がある

家族だって、一緒に行きたくない日や、なんとなく気が向かない日はあるはずです。「やらなきゃいけない」「行かなきゃならない」という使命感が、精神的に家族を苦しめることがあります。

在宅生活を支えてきた立場として、一つ気づいていることがあります。できるだけ長く、気持ちよく在宅生活を続けている方は、家族の機嫌が良いのです。当たり前のように聞こえますが、そう簡単なことではありません。介護への重圧が、じわじわと家族を追い詰めていきます。

だから私はこう伝えます。

「頼っていきましょう。楽に行きましょう。家族のストレスをためないようにすることも、在宅生活を長く続けるコツですよ」と。

「選択できる」ことが大切

自費サービスは、さまざまな事情に合わせて柔軟に使えます。「選択する」ことができる。それが最大の強みです。もちろん自費である以上、費用はかかります。使わないという選択もあるでしょう。

使う選択も、使わない選択も、どちらでも構いません。大切なのは、自分で選んだということだと思います。

自分が将来、家族の介護をする日が来たとき、「選択できる」社会になっていてほしいと願っています。

在宅での高齢者支援や介護タクシー事業に興味のある医療介護専門職の方は、起業支援コミュニティ「ねっと」をのぞいてみてください。個人が地域で活躍できる選択肢を、一緒に広げていきましょう。

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