理学療法士が介護タクシーを開業するまでの費用・期間・手続きを全公開

「介護タクシーを開業したいけれど、実際にいくらかかるの?」「手続きはどれくらい大変?」そんな疑問を持つ方に向けて、理学療法士として病院勤務後に個人事業主として介護タクシーを開業した私(木村)が、費用・期間・手続きのすべてをリアルにお伝えします。

目次

初期費用の内訳:合計約164万円

開業にかかった初期費用の内訳は以下のとおりです。

  • 車両:約120万円(リース契約)
  • PC購入:約15万円
  • 二種免許取得:約20万円
  • 開業に関わる手続き費用:約4万円
  • 事務所備品:約5万円
  • 合計:約164万円

車両はリース契約のため、120万円を一括で用意したわけではありません。開業前に入会していた医療介護専門職の起業支援コミュニティ「ねっと」のサポートを活用し、自分が乗りたい車両を選んだあと、社団法人側で購入してもらい、それをリースする形をとりました。オークションでの購入代行にも対応してもらえるため、初期費用をかなり抑えることができました。

開業までの期間:約半年

二種免許の取得を開始してから、運輸局への開業申請が通るまで約半年かかりました。

スムーズに進めるポイントは、二種免許の取得中に並行して申請書類を準備しておくことです。免許が取得できたらすぐに申請できる状態にしておくと、無駄な待ち時間を避けることができます。

手続きで一番大変だったこと

最も苦労したのは、運輸局への開業申請書類を揃えることでした。当時はまだAIが普及しておらず、必要な書類を一つひとつ地道に調べながら準備しました。何が必要なのか、どう書けばよいのかが分かりにくく、とにかく時間がかかりました。

なお、行政書士には依頼せず、すべて自分で対応しました。

ねっとのサポートで助かったこと

開業前にコミュニティ「ねっと」に入会していたおかげで、以下の4つのサポートを受けることができました。

1. 申請書類の雛形を提供してもらえた
自分用に一部書き換えるだけで使える状態で提供してもらえたため、書類作成の負担が大幅に減りました。

2. 車両取得のサポート
リース契約の仕組みを活用することで、まとまった初期費用を用意せずに車両を確保できました。

3. すでに開業しているメンバーからリアルな情報を聞けた
営業方法や開業後の実際の感想など、経験者ならではのリアルな話を聞けたことは、大きな安心感につながりました。

4. 開業初期に他メンバーの仕事をフォローさせてもらえた
他メンバーの営業区域で対応しきれない仕事を回してもらえたため、収入が不安定になりがちな開業初期を乗り越えることができました。実務経験を積む場にもなり、非常に助かりました。

まとめ

介護タクシーの開業には、費用・期間・手続きのすべてにおいて、事前の情報収集と準備が大切です。特に申請書類の準備は想像以上に手間がかかるため、早めに動き始めることをおすすめします。

現在は運輸局への申請書類をAIがサポートするWebアプリ「カイタク」が開発中で、ベータ版を希望者に配布しています。私自身の申請経験をもとに開発したツールです。また、開業を目指す医療介護専門職向けのコミュニティ「ねっと」では、書類の雛形提供や車両取得サポート、先輩メンバーとのつながりなど、開業に必要なサポートが受けられます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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